競合するオーディオクリップの音量を下げる
同時に再生しているオーディオクリップまたはビデオクリップの音量を下げ、聴きたいほうのオーディオを優先させることができます。たとえば、バックグラウンドミュージックとサウンドエフェクトをプロジェクトに追加した後で、サウンドエフェクトを目立たせたくなったとしましょう。このような場合、サウンドエフェクトが再生されるときに、他のすべてのオーディオトラックが自動的にフェード(ダッキング)するように設定できます。
競合するオーディオの音量をダッキングするには:
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プロジェクトブラウザで、優先させたいオーディオを含むオーディオクリップ(バックグラウンドミュージックは含みません)またはビデオクリップの上にポインタを移動し、左下隅のアクションポップアップメニュー(ギアのアイコン)から「オーディオ調整」を選択します。
ここで選択するトラックの音量は変更されません。選択したクリップと同時に再生される他のすべてのオーディオトラックの音量が下げられます。
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表示されるインスペクタで、「ダッキング」を選択します。
デフォルトでは、ダッキングしたトラックの音量は、元の音量の 15 %まで下がります。
ダッキングした音量を、元の音量の 15 %よりも大きくしたい場合は、ダッキングのスライダを右方向にドラッグします。元の音量の 15 %よりも小さくしたい場合は、左方向にドラッグします。
「完了」をクリックします。
ダッキングを切にするには、クリップをダブルクリックし、インスペクタの上部にある「オーディオ」をクリックして、「ダッキング」チェックボックスの選択を解除します。