ビデオの評価とタグ付けについて

「iMovie」では、3 つの方法で、特定のビデオ素材を後で検索したり絞り込んだりできるようにマークできます。ビデオにマークを付けると、必要な素材を簡単に見つけられるので、プロジェクトの作成を効率的に進めることができます。

  • ビデオを「よく使う項目」または「不採用」としてマークする:ほとんどの場合、イベント(ソースビデオ)には、プロジェクトに使用したい素材と使用しなさそうな素材が含まれています。ソースビデオを要約再生しながら、ビデオ内のクリップに「よく使う項目」または「不採用」のマークを付けていくことができます。後でプロジェクトを作成するときに、イベントブラウザで「よく使う項目」としてマークしたビデオだけを絞り込んで表示できます。

  • ビデオにキーワードのタグを付ける:イベントにキーワードのタグを付ければ、ビデオライブラリを整理したり、必要な素材を見つけたりするときに便利です。たとえば、旅行で撮影したすべての風景シーンに「風景」というタグを付けておけば、その旅行に関するプロジェクトを作成するときに、簡単に風景シーンを見つけることができます。

    クリップに追加するキーワードを自由に組み合わせて、細かい条件で絞り込めるようにできます。たとえば、ビデオの一部に「風景」というキーワードのタグを付け、さらにその中の一部のシーンに「木」や「家族」などのキーワードを追加で付けることができます。このようにしておけば、風景の中に家族が写っている素材や、木だけが写っている素材を簡単に見つけることができます。ビデオにキーワードのタグを付けるときは、「キーワード」ウインドウを使用します。

  • コメントマーカーとチャプタマーカーを追加する:プロジェクト内のビデオの一部にコメントを付ければ、マーカーのポップアップメニューからコメントマーカーを選択することで簡単にその部分に移動できます。コメントマーカーは、プロジェクトブラウザでのみ使用できます。

    また、プロジェクト内のビデオの特定のフレームにチャプタマーカーを付ければ、マーカーのポップアップメニューからチャプタマーカーを選択することで簡単にそのフレームに移動できます。