「iMovie」では、イベント(ソースビデオ)を解析して人物を検出し、タグを付けることができます。これにより、人が写っているビデオを後で簡単に見つけられます。ビデオには、人物の撮影距離(クローズアップ、中距離、遠距離)に関するタグが付きます。また、写っている人数に関するタグも付きます。1 人、2 人、3 人以上(グループ)が認識されます。(「iMovie」では、顔の区別はされません。)
人物が写っているビデオをすばやく見つけることができるので、プロジェクトをより効率的に作成できます。特に、予告編を作成するときは、「キャスト」を含む特定のタイプのショットをテンプレートで指定する必要があるため、この機能が役立ちます。
読み込み時に人物検出のビデオ解析を行うには:
ビデオカメラから「iMovie」にソースビデオを読み込むときに、人物検出の解析を実行できます。ビデオの読み込みについては、「iMovie ヘルプ」の読み込みに関するトピックを参照してください:USB ビデオカメラまたは USB カメラからビデオを読み込むおよびテープベース(FireWire 接続)のビデオカメラからビデオを読み込む
読み込み後に人物検出のビデオ解析を行うには:
ビデオを読み込んだ後でも、好きなときにイベント(ソースビデオ)を解析して人物を検出できます。
「イベントライブラリ」で、解析したいイベントをクリックして選択します。
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「ファイル」>「ビデオを解析」>「人物」と選択します。
「ファイル」メニューは、コンピュータ画面の上部に表示される明るいグレイのバー内にあります。
手ぶれ補正のための解析も行いたい場合は、「手ぶれ補正と人物」を選択します。
選択したイベントが長い場合は、解析に時間がかかることがあります。その場合は、コンピュータを使わないときに実行することをおすすめします。
解析が完了すると、イベントブラウザの下に「人物」ボタンが表示されます。これは、イベントに対して人物検出のための解析が行われたことを示します。
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「人物」ボタンをクリックして、イベント内で人が写っているフレームだけを表示します。
「キーワードフィルタ」パネルを使って、人が写っている素材に関するより詳細な検索を行うこともできます。