共有プロジェクトのイメージ解像度について

イメージ解像度は、イメージのピクセル数を指します。イメージのピクセル単位の幅と高さ(640 × 360 ピクセルなど)、およびイメージに含まれる総ピクセル数で表されます。総ピクセル数は、イメージの幅と高さを掛けることによって求められます。たとえば、640 × 360 ピクセルの場合は、合計で 230,400 ピクセルになります。

電子デバイス(コンピュータ、iPhone、iPod、iPad など)には画面解像度があります。これによって、イメージが画面上でどのように表示されるかが決まります。たとえば、解像度の大きいイメージを画面解像度の小さいデバイスで表示した場合は、イメージ全体を見るためにスクロールが必要になります。イメージの解像度が画面解像度よりも小さい場合は、スクロールせずにイメージ全体を見ることができ、イメージの周りに余白ができます。

「iMovie」でプロジェクトを共有するとき、または書き出すときは、レンダリングのサイズを選択します。サイズには、「極小」(特定の場合のみ)、「モバイル」、「中」、「大」、「HD 720p」、および「HD 1080p」があります。これらの各サイズで書き出したムービーの解像度は、プロジェクト作成時に選択したアスペクト比(標準またはワイド画面)によって異なります。

以下に、プロジェクトの元のアスペクト比に応じた各サイズの解像度を示します。

  • モバイル:標準アスペクト比の場合は 480 × 360 ピクセル、ワイド画面アスペクト比の場合は 480 × 272 ピクセル。

  • 中:標準アスペクト比の場合は 640 × 480 ピクセル、ワイド画面アスペクト比の場合は 640 × 360 ピクセル。

  • 大:標準アスペクト比の場合は 720 × 540 ピクセル、ワイド画面アスペクト比の場合は 960 × 540 ピクセル。

    このサイズにレンダリングできるのは、元のビデオの解像度が 960 × 540 ピクセル(ワイド画面アスペクト比)以上または 720 × 540 ピクセル(標準アスペクト比)以上の場合のみです。

  • HD 720p:ワイド画面アスペクト比で 1280 × 720 ピクセル。

    このサイズにレンダリングできるのは、元のビデオの解像度が 960 × 540 ピクセル以上で、プロジェクトのアスペクト比がワイド画面(16:9)に設定されている場合のみです。

  • HD 1080p:ワイド画面アスペクト比で 1920 × 1080 ピクセル。

    このサイズにレンダリングできるのは、元のビデオの解像度が 1280 × 720 ピクセルより大きく、プロジェクトのアスペクト比がワイド画面(16:9)に設定されている場合のみです。